「存在」

とても大切な友人がいる。
外国人の彼女は、会う度に、不安を抱えていて自信のない私を励まし続けてくれている。親しくなって、深い話をするようになった。彼女の話しを聞いていると、込み上げてくるものを押さえることができず、私はいつも泣いてしまう。今まで我慢していた心の奥深くに溜まったものが溢れ出てきているように思う。
彼女は、私そのものを見てくれる。そして彼女が発する言葉は力強く迷いがない。      

私の存在をまるごと受け入れ、そのままの自分が価値あるものだと教えてくれた彼女の存在が、次のステップに進む後押しをしてくれた。
「大丈夫…。」
言葉にしなくても、彼女自身の存在からこの言葉が伝わり、私は目に見えない世界「レイキ」の仕事を始めることにした。