100回目

暑さがピークの時間帯、放牧していた馬たちが、悠々と草を食べたり、寝そべっていた。

向こう側に見える馬たちの姿は美しかった。
柵の手前に立ち、夢中で大好きな馬たちの写真を撮った。
私の近くにいたのは、リベロくんだったと思う。鼻で私の右肩付近を何度もつついていたようだったが、構わずシャッターを押した。

YUYUファームさんに通い始めてから、今日が100回目のレッスンだった。
習い初め、スタッフの方がついて、丁寧に教えてくださったため、今はフリーで乗らせてもらうまでになった。
今日は、久しぶりにクシロ君の背中に乗った。クシロ君に乗った時、いつも私は駈歩の時の合図で苦戦してしまう。今日も私はうまく合図が出せず、だんだんムキになってしまい、ついつい力が入ってしまった。しまいにはクシロ君を怒らせてしまった(社長さん、スタッフの皆さん、すみません)

無理に走らせようとせず、軽速歩などで自分が出来ることで練習をすることにした。
少しずつ、流れるようなリズムを感じ、私とクシロ君のタイミングが合ってきたようだったので、軽く駈歩の合図を出してみたところ、芝生の中を爽快に駈歩で走ってくれた。まるで、自分が騎手になったかのような気分になり、走りながら、クシロ君に「ありがとう」を何度も伝えた。
馬の流れに任せることも時には必要なのかなと思った。

馬たちと過ごす時間や、この場所の静けさや美しい自然、優しい空間は、私の心を癒し、細胞を通して体中をじんわりと温めてくれています。
ありがとうございます。