今日は沼宮内まで車を走らせた。
ビューティータッチセラピーの技術習得のため、沼宮内駅に隣接する駅ビルでエステサロンをされているセラピストさんに、フェイシャルマッサージとメイクの練習をさせていただくためだった。

場所がわからなかったので、ナビをセットして行ったが、山道のくねくねしたルートを走ることになった。ナビの指示通り進むと、なぜか毎回山道を走らせれるのはなぜだろうと思いながら、遠回りをしてたどり着いた。
約束の時間より少し早かったので、車を停めて周辺を散歩した。
色づき始めたブルーベリーがとても可愛らしかった。少し先を歩くとラベンダーの花が咲いていたので、香りを嗅いだ。

気分が良くなったところで、サロンへ向かい、セラピーの練習をさせてもらった。
自分自身もベテランのセラピストさんから、顔のマッサージとお化粧をしていただいた。滑らかな手の感触が気持ち良く、穏やかな気持ちになったのと、お化粧後の自分の顔も素敵で、自然に笑顔になった。
お肌を美しく保つ秘訣のひとつは、洗顔後、化粧水をつける前に、ふき取り用化粧水で角質をふき取ることだそう。老化角質は洗顔では取れないので、ふき取り化粧水で取り除くことで、その後の化粧水や乳液のなじみが良くなる。手の甲で試してみた。確かにふき取りの後で化粧水をつけると、しっとり感があった。
私はセラピーの勉強を始めてから、練習を兼ねて、毎晩自分の顔でマッサージを続けている。少しずつ肌のきめが細かくなり、艶がでできたように思う。自分の肌がいきいきと変化していくのを見るのが楽しみになった。

「自分のことは自分でメンテナンスしないと」
いただいたアドバイスと、マッサージの優しい手のぬくもりの余韻を感じながら、改めて『触れる』ことの大切さを実感した。

帰りは、たい肥のにおいとセミの鳴き声で、自然からも癒されながら、一般道を通って帰宅した。